
展示前の打合せに岳中爽果さんのご自宅兼工房へ伺いました。
工房へは何度も伺っていますが、意外にも作業風景を見せていただくのは今回が初めて。
楽しみで仕方ありません!工房での過ごし方など聞いたあと早速作業見学。
岳中さんの手の中でどんどん絵柄が彫られていく様子は細やかで美しい風景でした。
できることなら完成まで見届けたいと思うほど。
工房には既に絵柄が施され、窯に入るのを待っている作品、完成した作品も並んでいました。
いっちん・彫絵・染め付け・上絵など多彩な表現の作品があり、
その一つ一つに目を奪われるので、風景をカメラにおさめるのを忘れてしまいそうになります‥いや、忘れてました!(ブログを書こうと写真を整理したら、写真の撮り忘れに気づく‥私の工房訪問あるあるです 汗)
岳中さんのうつわは展示ごとに華やかさと繊細さが増していると思います。
いつも「やりたいこと」がアップデートされて、色んな事に挑戦されているからこそ届く作品が毎回楽しみでなりません。
店舗での展示は終了しましたが、WEB展用に追加作品を届けて頂いたので、たくさんの方に見ていただけるのはとても嬉しい事です。
さて、工房訪問での打ち合わせにはもう一つ重要な目的があります。
岳中さんのパートナーであるはじめさんによる食事会です。
岳中さんの展示に合わせて「はじめさんの料理帖」を更新していただいています。
すっかりおなじみになり、展示にお越しただくお客様にも料理帖の読者多数です。
いつも驚くのは提供されるメニューの数。
今回はデザート、珈琲まで頂いて17品だったでしょうか‥
食べ始めは「ペースを考えながら!」と強い意志を持っていたはずが、
「もう一口くらいなら、あとちょっと‥」とどうしても手が伸びてしまう。ある意味で覚悟がいる食事会です。
はじめさんのお料理の印象は「素材の美味しさを改めて気づかせてくれる料理」です。
シンプルですがこだわりがあり、そしてその奥に丁寧な暮らしを感じます。
食事会もすすみ最後はすっかり宴会化(^^)
岳中さんの制作に対する熱い思いや楽しい世間話、はじめさんの美味しいお料理に
すっかり長居してしまうのでした。
岳中さん、はじめさんありがとうございました!
山本からの紹介でした。