アート&クラフトマーケット訪問記 (大阪市中央区)
大阪ミナミのど真ん中「心斎橋」で毎月開催されているイベント「アート&クラフトマーケット」へ行ってきました。
おじゃましたのは7月最初の日曜日。
前日は一日中激しい雨が降り、この日も朝から梅雨のあけきらぬどんよりとしたお天気でしたが、マーケットの会場はミナミの地下街「クリスタ長堀」にあるの で、地上の蒸し暑さも気になりません。夏のバーゲンシーズン真っ只中とあって、心斎橋界隈は地上も地下も、おおぜいの人でにぎわっていました。
心斎橋筋商店街と長堀通りの交差点をエスカレーターで地下へ降りると、大きな滝が流れるイベントスペースが広がります。この「滝の広場」がマーケットの会場。この日は会場に27のお店が軒を連ねていました。
マーケットは広場の半分のスペースを使って開催されるので若干手狭な印象も受けますが、土曜と日曜(原則毎月最初の週末。例外有り)ですべてのお店が入れ替わるので、2日間では延べ50人以上の作家さんに出逢えます。
大阪一の繁華街で開催されるイベントだけあって出展希望者も多いそうなので、毎回同じお店に出逢えるとは限りません。気に入った作品に出逢ったら、その場で「即決」が必要かもしれませんね。
「アート&クラフト」という名前の通り、雑貨やアクセサリー・陶器などの手づくり作品のお店に加え、アート作品を並べる作家さんが多く出展されるのがこのマーケットの特徴のようです。
前日の土曜日には、似顔絵アートや動物イラストのポストカード、建築スケッチなどのお店が並び、この日も、動物のオブジェや絵本、写真アート、切り絵細工といった多彩な作品が訪れる人の目を楽しませていました。
個性的にお部屋を飾るインテリア小物を探している人におすすめしたい作品がいっぱいでした。
現在、同じ関西圏にある京都や神戸に比べると、大阪市内で定期開催されている手づくり市イベントはちょっと少ない印象があります。
今後、梅田や難波といった人がたくさん集まるエリアで、このようなイベントがどんどん出てくれば週末の楽しみも増えるのに…。
スタートから今年で4年目を迎える「アート&クラフトマーケット」。若い世代が多く集まるミナミの街に似合う、おしゃれな手づくり作品のお店に会えるイベントでした。
「アート&クラフトマーケット」の今後の開催日などは、イベント情報のページでご確認いただけます。
こんなお店に出逢いました
陶芸作家・HOSOHさんのお店
このイベント初参戦のHOSOHさん。普段は大阪南部や和歌山の手づくり市に出展されることが多いそうです。
お皿やコップからかわいいオブジェまで、手びねりのやさしいイメージが印象的な陶芸作品がお店に並べられていました。
ジュエリーデザイナー・鈴木榴さんのお店
京都のジュエリーデザイナー・鈴木榴(ざくろ)さん。かわいいウサギのペーパーホルダーが目にとまり、いろいろとお話しをうかがいました。こちらもこのイベントは初めての参加です。
お店には、ネックレスや指輪など、すてきなジュエリーがいっぱいでした。今年8月の万博ロハスフェスタにも参加予定とか。またお会いしたいです。