20220624小澤基晴陶展ブログ

小澤基晴さんの個展がいよいよ始まります。

小澤さんとのお付き合いは10年前。

大阪市福島区のエレベーターも無いレトロビルの4階に趣佳が実店舗をオープンした時、オープニングイベントに参加いただいたのが始まりでした。

 
その後も何度か企画展にご参加いただいたり、常設の器を送っていただいたり。

(納品の度に一緒に入れてくださるお手製のジャム「オザジャム」がとても嬉しかったです。)

 

最初にも書きましたが、エレベーターの無いビル、階段を上った先の4階にある趣佳です。

とても誰かに個展をお願いできる環境ではありませんでした。

趣佳が空堀の路面店に移転してから、やっと個展をお願いできるようになったのです。

 

10年前にはすでに人気の器作家だった小澤さん。

お食事にも誘って頂いたこともありましたが、それはそれ。

当時は個展をお願いしてもスケジュールなどで断られるんじゃないだろうかと、店主の岩金はお願いを躊躇し悩んでおりました。

個展を断られると、なんとか細い糸で繋がっている小澤さんとのかかわりが途切れてしまうんじゃないだろうか、という心境だったようです。

 

岩金の背中を押して小澤さんに会いにお伺いしたのが5年前。やはり人気はうなぎ登り。

個展のスケジュールはビッシリで、開催できる時期は5年後の2022年になりました。

断られなかった安堵なのか、急に5年後のスケジュールを饒舌に語り始める岩金を見て、吹き出しそうになるのを堪えるのが大変だった記憶があります。

 

その時僕たちは気が付いてなかったのですが、
2022年の今年は趣佳の店舗10周年イヤーです。

その10周年イヤーに個展を開催できることを、本当に嬉しく思います。

お約束した当時はずいぶん遠くに感じた念願の小澤さんの個展が、もうそこまで迫ってきております。


 
先にサンプルで送って頂いた器にお料理を乗せて写真を撮ったスタッフは、「どの器も想像以上にお料理映えがして、大人気も当然ですね」と興奮気味に話してくれました。

 
そんな色鮮やかで素敵な小澤さんの器が1000点近く届いています。

点数制限はございますが、初日・2日目に当選されたお客様、3日目からのフリー入店のお客様にもきっと楽しんでお選びいただけると思います。

 
どうぞお気をつけてお越しくださいませ。

 
空堀商店街のお店でみなさまのご来店を心よりお待ち申し上げております。

 
 

おーたからのご挨拶でした。スタッフ:おーた

 

前店舗、レトロビルでの趣佳については、こちらに。

- 趣佳のはじまりのお話(5周年記念)
 

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