岡山、高知、愛媛への旅。1泊2日の2日目。
高知で迎えた朝は、青空が広がり、
風は涼しく、最高のお天気。
ruskのインスタグラムを見続けていたので、
やたらと高知に詳しくなっているわたし。
日曜市は行ってみたいイベントのひとつでした。
地元でとれた野菜、ジュースなどの加工品、
魚の干物、テイクアウトできる天ぷら、
自家製小麦で焼かれた香りのいいパンなどなど、
どれも食べてみたくて、目移りするものばかり。
結局、土佐文旦と野心の土佐山ジンジャーエールを
おみやげに買って帰りました。
(後日談:家に持って帰って食べた文旦はさっぱりおいしくて、
ジンジャーエールはガツンと生姜がきいてこれまたおいしかったです!)
気候はいいし、日曜市はたのしくて仕方ないし、
みっちりとした幸福感に満たされて、
次の目的地、沢田マンションへ。
沢田マンションは、建築素人のご夫婦が
セルフビルドで建てた地下1階地上5階建て(一部6階建て)、
全70戸のマンションです。
“日本の九龍城”とも呼ばれるちょっと変わった建築物。
もちろんマンションですから各部屋、居住されてます。
※沢田マンションについての説明をここでしていると
いつまでたってもブログが終わらないので、
ご興味のある方は、各自お調べくださいませ。
まだまだ行きたい場所が高知にはあったのですが、
時間の都合でここでタイムアウト。
カーナビと相談した結果、
下道、ぐねぐね道を通って愛媛に向かいます。
この日は砥部焼の窯元が集まった窯出し祭がありました。
それも目的のひとつでしたが、約束していた窯元、生石窯さんへ。
お父さん、お母さん、娘さんが陶芸家で、
息子さんだけが金沢でガラス作家として活動されているという
工芸一家です。
娘さんの作品。おだやかな鳥の絵柄が特徴的です。
お母さんの作品。土を貼りあわせてつくるうつわ。
絵柄も華やかでかわいらしい。
お父さんの作品は、鎬をほどこした真っ白なうつわ。
どんなお料理にも合いそうですね。
生石窯さんの作品も、趣佳でご紹介できることになりました^^
おや?この方は?
「うちの窯とは違いますが、イチオシの作家なんです。もしよかったらご紹介します」と。
では、他の作品も拝見してみたいので…と連絡先を教えていただき、
早速その方の元へ。
わりと気軽にご案内いただいたので、すぐそこかと
思っていたら、わりと遠かった…苦笑
無事に田坂香代子さんの工房へ到着。
田坂さんは、多治見の陶磁器意匠研究所で陶芸を勉強され、
独立1年目のフレッシュな作家です。
今年は4月に山口で開催されるクラフトフェア
(すみません、イベント名失念しました…)
それと5月には松本のクラフトフェアに出展されるそうです。
モダンなカタチにやわらかくやさしい色合い。
趣佳でも少しご紹介させていただけることになりましたので、
こちらも楽しみにお待ちくださいね。
そうこうしているうちに当初の目的だった
砥部焼の窯出し祭には間に合わず…
せっかくだからと道後温泉のあの建物を見て、
中村好文さんが手がけられた一六茶房でお茶して、
ゆるゆると帰路につきました。
今回の旅も移動距離が長く、ハードでしたが、
1泊2日でこれだけまわれるんだという感じ。
もう少し近場でじっくりその場所を知るような
旅もしてみたいなぁと思う今日このごろでした。
へろへろな状態で見た明石海峡大橋。