6月4日

この日は朝から益子の作家、佐々木康弘さんの工房へ。
去年の9月に企画展へ出展いただいたのですが、
まだ直接お会いしたことがなかったので、
ご挨拶と工房見学へ伺いました。

前日、久保田健司さんに
「佐々木くんの工房はすごいとこにありますよ」

と聞いてはいたのですが、森の深い、
ホントにすごいとこにありました。

益子の作家さんは、
「前に陶芸家が使っていた工房兼自宅」のような
ところが借りやすいようで、多くの方がそのような
場所で住所と工房を構えていました。

ご挨拶して、新しい作品を見せていただきました。

 佐々木康弘 益子

なにやら大作を作ってる…!?と思ったら、近日、美濃で開催される
フットサル大会×展示会のトロフィーだそう。楽しそう!

佐々木康弘 益子

佐々木康弘 益子

佐々木康弘 益子

わたしが知る作品よりもずっと深い渋い色の釉薬が
使われていて、佐々木さんいわく
「今の自分の気分はこんな感じ」
とのことでした。
料理が映えそうないい色でした。

その後、笠間へ。

ギャラリー門さん近くの蕎麦屋さんで鴨せいろ。
益子と笠間は蕎麦屋さんが多いようで、気づいたら
こっちに来てからそばばかり…(昨日の居酒屋もそば居酒屋…)
おいしいのでとくに飽きるということもなく
堪能しました。

そして、近藤文さんという笠間の作家さんの工房へ。
近藤さんの作品は、昨年の益子・笠間訪問の際に
ギャラリー門さんで拝見し、ぜひともお会いしたい!と思って
コンタクトを取り、今回窯焚きのお忙しい中、
お時間をつくっていただきました。

近藤文 笠間

近藤文 笠間

近藤文 笠間

近藤文 笠間

作品同様、かわいらしい方でした。
お互いに自己紹介の後、いろんな作品を見せていただきました。
腕をいためることもあるほどのいっちんでの細かい作業。
でも引き込まれる魅力があります。
丁寧な仕事が多くのファンの心を捉えるのだろうと思いました。

近藤さんの作品も、
今後趣佳でご紹介させていただけることになりました。
その時を楽しみにお待ちくださいね。

そしてそして、最後に…
笠間・益子を中心に活躍されるデザイン事務所sproutさんに
お邪魔してきました。(http://sproutrunk.com/

sprout

実は、趣佳を始める頃からインスタグラムという
画像共有サービスでつながりがあり、
つくり手の共通の知り合いも多く、
今回、感動の(!)初対面となりました。

趣佳はオンラインショップをやっているので、
毎日のように思うのですが、やっぱりインターネットってすごいです。

作家もののうつわの収集がご趣味ということで
使われているうつわたちを見せていただきました。
雑誌にも紹介されているステキなインテリアに
作家がつくるうつわが普通に使われたり、
ディスプレイされていたりで、もうステキすぎ…。

お仕事でお忙しい中、やさしく親切に対応いただいて、
ありがとうございました。うれしかったです!
またインスタグラムで、よろしくお願いします。

そして、宇都宮に戻る道すがら、益子のうつわ屋さん、
もえぎ城内坂店へ。

そして宇都宮へ戻り、レンタカーを返し、
電車で横浜へ移動しました。

sproutさんで「横浜になにか用事があるんですか?」と
聞かれたんですが、それは、桜木町にある「てづか」という
料理屋さんに行くために横浜に宿をとっているのです。

東京方面に用事があるときは、だいたい横浜に宿をとり、
「てづか」に行きます。おいしく居心地のいいお店です。

6月5日

朝からの雨。
横浜から東京に移動し、展示会や行ってみたかった
お店をまわり、東京をぶらぶら。

夜には成田空港へ。
天候がよくなかったので、定時より1時間遅れのフライトになりましたが、
無事に大阪に到着。今回の旅を終えました。

今回の旅は、会いたかった人たちにもたっぷり会え、
新しい出会いもあり、食事はどれもおいしく、いい旅でした。

心残りは、益子の聖地(?)ヒジノワにいけなかったこと。
わたしたちが益子に滞在していた日は臨時休業だったのです(涙)
2011年に益子訪問のときに行って以来だったので、行きたかったです。
でもまた次回がありますから。そのときに。

益子 ヒジノワ

↑ 写真は去年の11月に益子訪問の際に撮影したもの

益子と笠間はおおらかな窯業地で、あちこちにつくり手がいます。
東京を中心とした関東という大きな商圏も近く、
相談できる同年代のつくり手や先輩たちに囲まれ、
みなさんのびのびとものづくりに励んでいました。

趣佳をやり始めた頃の目標に「海外とつながる」以外に
「お客様とつくり手のもとをまわる」ということがありました。

いつか趣佳のお客様と一緒に行けたらいいなぁ。
やっぱりそのときは陶器市の時期がいいかな?
とか思いをめぐらせつつ…いつか。

そのときは、みなみなさま、よろしくお願いします。

 

 

 

 

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